2014年2月
(一社)郡上建設業協会
副理事長 水口維俚
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隋順群生
仏様は、どこまでも人間を始め多くの生きものに随い、こちらに来いよと迎えて下さる。
先祖様を大事に、今有るのは先祖様に生かされている。
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2014年3月
(一社)郡上建設業協会
副理事長 山下健一
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一月の役員会に於きまして副理事長を仰せ付かりましたが、なにぶん不肖者ですが、今後ともご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
「桃の節句」の三月をむかえました…陽気もよくなり、春祭りの話題があちこちで聞こえ、気分も温かくなります。
先般のソチオリンピックは、「出し切ろう! 日本」のスローガンのもと沢山の感動の数々で、心に深く響きました。
国内経済もアベノミクス効果で一部原材料の高騰はあるものの、消費増税前の駆け込みで全体的に仕事量は明るい兆しです。
ただ4月の増税後と、来年秋には再び10%への増税が決まっているが、東北震災復興と2020年の東京オリンピックに向けた資材・業者不足の反動で仕事は出ても、豊作貧乏となりかねないか、今後の経済動向に大きな不安があります…中長期的に、地に足のついた景気が続くことを願わずにはおれません。
先日、知人の葬儀に弔問した折、お坊さんの講和があり… 最近の人々は「使命感」を忘れ、無くしている… 人間、この世に生れ落ちたその瞬間から「使命」が与えられ、「使命」を背負っている… 即ち「使命」があって、この世に生まれて来たともとれます… 人生を大切に「自らの使命」を問い… あの人は「使命感」がある!… と言われる様な人生を、まっとうしたいと感じました。 感謝
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2014年4月
(一社)郡上建設業協会
理事 橋 光男
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去年に続いて今年も労務単価が引き上げられ、建設業界も明るい兆しが見えてきたことを大変喜んでいます。
このことは、政権が安定している為であり、選挙の大切さを痛感しています。
国県では、国土強靭化に向けた取組が加速することで、今後の公共投資に期待が持てます。
集落と集落を結ぶ道路整備などの生活ライフライン整備の充実を図るため、皆で声をあげていきたいものです。
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2014年5月
(一社)郡上建設業協会
理事 下牧 穂積
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大空に、こいのぼりが泳いで、春真っ盛りの季節になりました。ザゼンソウが咲いてほどなく水芭蕉が咲き、その頃には、もう桜は通り過ぎたが、砺波辺りにチューリップが勢揃いする。案外長持ちする芝桜が真っ盛りだ。私の住む地域は、一般的に一ヶ月近く遅れた春がやってくる。
昔のことを思うと、最近どこにも花公園が流行ってきた。薔薇の花で有名な花フェスタ記念公園ができた頃は、花の建設業を謳い文句に花いっぱい運動が展開された時期もありました。
今、少しだけ我が業界にも光が射してきましたが、やはり陰日向があり全面的とは言えない部分があります。ぼちぼち公共事業の発注が出始めてきましたが、まだまだの感じがします。
同業の仲間は、お互いに助け合って乗り越えていきたいと思います。
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2014年6月
(一社)郡上建設業協会
理事 森下 光
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若葉薫る風景の中で、一年は早いものとは言いますが、もう六月になり夏のような日差しを浴びる日もあります。
業界にも陽の光が差してきたとはいえ、喜んでばかりはいられませんので、状況判断を間違うことなく行動したいものです。
最近特に若い人材の確保ができない状況になっています。
新卒はもちろんのこと建設業自体への就業希望が大変少なくなって、今後に不安を抱く状況になっています。
協会全体で取り組んでいますが、なかなか思わしい状況ではなく地域の皆様のご支援をお願いしたいものです。
これから梅雨に入っていく時期ですので、健康に留意しながら頑張りましょう。
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2014年7月
(一社)郡上建設業協会
理事 二村 伸吾
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6月に入って、建設業界に関連深い「国土強靭化法」、「改正品確法」が成立しました。
私たちにとっては、新たな予算増強が見込めるハード面での強靭化法と、硬直化しつつある業界の体質改善のためのソフト面での品確法とで内外両面からの援助が期待でき大変心強いかぎりであります。
先頃配布されました古屋先生著の「そうだったのか!!国土強靭化法」で目標とされたのが回復力、復元力をもつ「レジリエンス社会」を目指すこととありました。
この「レジリエンス」という言葉は心理学用語で「しなやかさ」を示すそうで、「強靭」という言葉とは少しニュアンスが異なりますが、いずれにせよ東日本震災で学んだように必ず起きうる大災害に直面した時、自らの精神面や、会社としての行動力といった面で充分な「しなやかさ」を持って対処出来る様しっかりと準備したいものです。
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2014年8月
(一社)郡上建設業協会
理事 野ア 毅
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梅雨の晴れの日差しも強烈な昨今、順次新年度工事が発注され忙しいこととおもいます。
先日の長野県南木曽町の【土石流】、定点カメラの映像を皆さんも見られたとおもいますが、すざましいの一言です。
災害は「いつ」「どこで」「どのように」発生するか予測できません。
郡上市では、各自治会ごとに、避難場所への経路、過去の災害発生箇所、自宅周辺の危険箇所等ワークショップにて住民てずくりの土砂災害ハザードマップを作成したところです。
大々的な危険箇所などは、住民の方もわかりますが、小規模な箇所、人目につかない箇所などまだまだ危険な箇所は数多くあります。
我々業界はさまざまな現場にいったり、パトロール等実施して、そういった情報や危険箇所も十分把握しております。
今後そういった場で、情報提供していけば、より良いハザードマップができると思います。
さらに、今年度より行政機関と連携し災害対応力の強化や、会社としてのCSRの遂行の為、事業継続計画(BCP)を整備し実施しております。
こういった活動をしていくことが、地域建設業者の役割、責任ではないでしょうか。
これから炎天下での作業となりますが、熱中症対策も万全にし、のりきりましょう。
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2014年9月
(一社)郡上建設業協会
監事 木越 幹人
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8月に入り、豪雨によって日本各地で災害が発生し、甚大な被害をもたらしています。
この度の土砂災害で被災された方々へ多くの尊い命が失われましたことをお悔やみ申しあげ、ご冥福をお祈り申しあげます。
郡上でも雨ばかり続いています。そのためお盆休みも返上で、災害復旧作業をされた方、大変ご苦労様でした。
災害に対して、我々が地域の安全安心を守るだけでなく、社会経済も守っていることを考え、BCMを進めていきましょう。
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2014年10月
(一社)郡上建設業協会
監事 坪井 明
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平成26年9月27日(土)午前11時53分ごろ、岐阜県と長野県にまたがる御嶽山(3,067メートル)が噴火。
世間が驚愕した。
岩と火山灰が、多くの登山者を襲った。
近い将来、発生が予見されている南海トラフ巨大地震などの広域災害での我々建設業団体が果たす役割は大きい。
今年2月には災害時の社会インフラの早期復旧を支える建設業団体が大規模災害発生時に緊急輸送道路の確保や被災地での応急復旧活動を迅速に行えるよう広域BCPを策定。
更に継続的な改善などを行うためのBCMも構築し、迅速な災害復旧を目指す。 |
2014年11月
郡上土木事務所
所長 名張 誠
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10年目。
今年は、郡上市が合併により誕生して10年が経過した一つの区切りの年です。もう10年後は人間でいえば成人式を迎える年となるわけです。
その時、郡上市はどうなっているでしょう。市政のことはわかりませんが、主要な社会基盤については、内ヶ谷ダムがその威容を現し、水を満々と湛えていることでしょう。また、明宝では小川峠を貫いて小川の清風が畑佐へ吹き下っていることでしょう。少なからず変化が生じていることは確かです。
今年は、白鳥町内の牛道川や阿多岐川などで大洪水が発生し、沿川では大きな被害が発生しました。これは偶然かもしれませんが、大被害を被った平成16年災害から10年目に大きな災害が発生したこととなります。
こんなことを考えてみると、「十年ひと昔」という言葉は何か的を得ているように思えてきます。10年で世の中は変わります。しかし、中には、災害など忘れてはならない事柄も含まれており、私たちが携わっている社会基盤という世界には、「昔」として整理して良いものと記憶に残しておくものと、しっかり取捨選択する必要がある事柄があるように感じています。
しかし、どちらにしても、皆様によって構築された社会基盤施設は、地球上に、そして地図に残り続けるということは確かです。このような仕事に携わっておられることを誇りにしていただきたいと思っています。
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2014年12月
郡上農林事務所
所長 黒崎隆司
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郡上建設業協会の皆様には、日頃から郡上農林事務所が発注する事業に対して、ご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
年末にあたり、1年を振り返ると今年は何周年記念という節目の多い年ではなかったかと思っています。郡上市制10周年をはじめ、東京オリンピック開催50周年、東海道新幹線開通50周年、高山本線全通80周年、越美南線全通80周年などがありました。
こういった時を迎えるとスタート時に立ち返って原点を確認し、過去から現在を振り返りつつ、新たな気持ちで将来を見通すということであるかと思います。
例えば、東海道新幹線では、昭和39年10月1日に開業したわけですが、建設に向けての苦労話や当時の運転士や乗客の感想などが取り上げられ、現在の状況と比較しながら50年間の振り返りと現実になりつつある将来のリニア新幹線の展望を見通すことではないかと思っています。
節目となる平成26年10月1日には記念式典が開催されましたが、ここで忘れてはならないことは、この日も含めて新幹線は何事もなく通常どおり運行していることです。そのため、運転業務や保守点検業務といった現場の人々が行う日常業務を確実に実施していることです。そして、安全を第一に、こういった、当たり前の業務を確実に行うことの積み重ねが50年間続いてきたことですし、明日からもそれは続けられていくものです。
私たちの仕事に置き換えてみても同様で、過去を振り返りつつ将来を見通すことは大事なことですが、一日一日の確実かつ安全な仕事の積み重ねが良いものを作り上げることにつながっていくことだと思っています。
年末を迎え、寒さ厳しき折、安全で事故の無い施工をお願いしますとともに、皆様のご繁栄、ご健勝を、そしてよい年を迎えられますことをお祈り申し上げ、ごあいさつといたします。 |
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