2020年2月
(一社)郡上建設業協会
副理事長 髙橋光男
|
2月を迎え郡上市内においては2年連続の暖冬となり、市内ではスキー場など観光産業や我々建設業界も除雪等で大きな痛手となっています。
しかし、その反面災害関係の工事は順調に行うことが出来、3月末までに大部分を完成させることが出来ると思います。
今後は、災害及び除雪事業の替わりとなる長期的に安定した継続的な事業として国土強靭化に向けた治山、治水、砂防、道路が必要になってきます。
そのためには協会員皆さんで地域に密着した仕事づくりを行い、協会員一丸となって郡上市、県、国へ建設計画を提案し要望しなければならないと思いますのでご理解ご協力をお願いします。
|
2020年3月
(一社)郡上建設業協会
副理事長 森下 光
|
令和になって初めての春は、コロナウイルスの蔓延の影響と、暖冬における各地での弊害がニュースとなりました。
この地域でも観光業界にとってはインバウンドのお客様が減ったこと、雪不足による冬のレジャー関連への影響など、郡上の経済にとっても大きな痛手となっています。
例年であれば我々建設業も、各業者の皆様には除雪作業ご苦労様でしたと言える時期なのですが、二年続けての状況はいろんな弊害が出てまいります。
年度末を迎えて工事は順調に竣工を迎えておりますが、補正も含めて新年度事業が早期発注されることを願うものです。
又、今月は郡上市長、郡上市議会議員の選挙があります。それぞれの立場で素晴らしい郡上の運営を担っていける人を応援したいものです。
|
2020年4月
(一社)郡上建設業協会
副理事長 山下健一
|
桜の4月を迎えますが、新コロナウイルスの拡大で今年の期末・期首は例年とはまったく違います。送迎会・春の祭りなどあらゆるイベント行事の中止、特にオリンピックも延期となり、日常の行動までも制限や自粛を促し、国を挙げて警戒宣言が出ています。
人類の生存は感染症との闘いである!と聞きますが、短期間で世界の感染者が60万人と広がり死者も多く出ています。原因が見えず、今後の終息が予想できない状況が一番の心配です。不安が不安を呼び心の乱れと、経済的には世界恐慌にもなりかねません。
今、自分に出来る事は、自分と周りへの感染を防ぐことですが、野球も無観客試合が行われています。その中で阪神の藤波投手が勇気ある行動をしました… 藤波投手は特別な症状の無い中で「コーヒーの匂いがしない?」「ワインの匂いがしない?」と感じ自主的に検査を受け、そこで陽性反応が出て周りの接触者も検査した結果、症状の出ていない陽性者が見つかったということですが、身近なことで参考にしたいものです。
|
2020年5月
(一社)郡上建設業協会
理事 下牧穂積
|
毎年五月に成ると鯉のぼりと連休が楽しみだった。
いつもなら四月の終わりにざぜん草が咲き五月の頭に水バショウが湿原を真白にする。
「そんな思いが今年は何とも言えない淋しい」長い人生の中に初めて経験する世界戦争の相手は、新型コロナウイルスだ。 ホラー映画の様にこれが現実的に飛び出し、今地球規模での戦いなのだ、今こそ総ての人類が団結して戦わなければ成らない。 見えない物例えば幽霊等々色々有るが早く此れに勝てる新薬の開発が急がれる。
先ずは各自お一人お一人最大に気を付けて頑張ろう!
|
2020年6月
(一社)郡上建設業協会
理事 二村伸吾
|
年初から始まったウイルス騒動も此処にきて緊急事態宣言が解除されようやく終息にむかう微かな希望がみえてきました。
それでもウイルスが死滅したわけでなく今秋以降の感染拡大も噂されるなか、ソーシャルディスタンスを保ちマスク・手洗いを習慣付けてできればテレワークするなど新しい生活常態が求められています。
そうした中でここ数か月の推移を思い起こして気になることは、二月に学校の休校要請がだされたとき、「会社を休めない・学童に預けたい」といった親の声が多く聴かれました。欧米では同じ状況下でもどちらかの親が自宅で子供の面倒をみるのが当たり前だとのことです。
近年、働き方改革と言われ労働時間・休日の取り方ばかりが注目されていましたが、もう一度働く意義を見つめ直す良い機会かもしれません。
いずれにしても、「終息しない感染症はない」と信じてもうしばらく頑張り抜きましょう。
|
2020年7月
(一社)郡上建設業協会
理事 野﨑 毅
|
新型コロナ感染拡大が終息しつつありますが、我々建設業は他業種に比べ比較的影響は少ないと言われていますが、3密回避の為の現場管理や工程調整などタイムラグをもって影響が出てくる点に注意が必要です。
今年は、この地域の一大風物詩である「郡上踊り」、「白鳥踊り」とも全日程中止と聞きましたが、地元経済には大打撃です。こうゆう時こそ行政・地域が一体となって乗りきっていくしかありません。
まだまだ第2波の懸念がありますが、規制するのか、解除し経済を優先するか本当に難しいと思います。正しくコロナを恐れ、各種ガイドラインを遵守しつつも、ある程度共存していくしかないのでしょうか。
|
2020年8月
(一社)郡上建設業協会
監事 木越 幹人
|
新型コロナが終息に向かうと思われましたが、第二波が来てしまいました。世界経済、日本経済そして我々の仕事はどのように影響していくのか非常に心配です。
今年は梅雨前線の非常に長い停滞が続き、九州から始まった豪雨災害は、岐阜県内でも豪雨をもたらし、飛騨川流域を中心に甚大な被害をもたらしました。
その災害復旧を昼夜を問わず、またコロナ禍で多くのことが制限される中で迅速に進めているのは地元の建設業者です。行政、民間業者、地元住民が一致団結して災害を乗り越えていってほしいと思います。
コロナと同様、災害についても調査・研究・予防措置がとれるよう変わっていってほしいと考えます。
|
2020年9月
(一社)郡上建設業協会
監事 坪井 明
|
今年も猛暑がいまだに続いています。
今月は秋雨前線の停滞や台風による自然災害が発生しやすい時期です。
コロナウイルスにより私たちの日常の生活が変わります。
一番大切な人のつながりは、
私たちの心と体が健康であるために大切な役割を持っています。
これまで大切にしてきた人とのつながりを無くさないように、対面での交流を避けつつ、人のつながり・関わりを続け、コロナウイルスの終息を願います。
|
2020年10月
郡上農林事務所
所長 神田里喜
|
今年4月1日付けで郡上農林事務所長に着任し、半年が経ちました。
この半年間、コロナ禍ではありましたが、郡上事務所所管の工事関係につきましては、県の方針に基づき、上半期発注率80%を目指して取り組んでまいりました。
その結果、今年度の当初予算に係る工事については、9月末までに94%弱の18億9千万円余を発注したところです。
受注されました協会員の皆様には、安全第一で、公共工事の品質確保に取り組んでいただくよう、お願い申し上げます。
近年、毎年のように集中豪雨による災害が全国各地で発生しています。今年7月には、「令和2年7月豪雨」により県下においても大きな災害がありました。
幸いにも郡上農林事務所管内では、大きな災害はありませんでしたが、治山施設が被災し、直下に県道があるため、現在、応急復旧工事を実施しているところです。
この工事は、昨年度、郡上建設業協会との間で締結しました「災害時における治山施設の応急復旧等の応援協力に関する地区協定」に基づく対応の第1号となりました。
9月末の災害査定で、ほぼ要求どおり認められましたので、10月中には、本復旧工事に着手したいと考えています。
今後とも、郡上建設業協会及び協会員の皆様には、こうした災害時の応急復旧をはじめ、郡上農林事務所の農業農村整備事業、林道事業、治山事業の推進につきまして、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
|
2020年11月
郡上土木事務所 兼 長良川
上流河川開発工事事務所
所長 戸田健吾
|
4月に郡上土木事務所長兼長良川上流河川開発工事事務所長に赴任しました。
過去、河川担当者、道路維持係長、長良川上流工務課長と様々な役職を経験させてもらい、皆様と一緒に郡上のインフラ整備を進めてまいりました。こうしてまた赴任できたことを大変喜ばしく思っております。
今年は、コロナ禍での業務となり、皆様には、リモートによる打ち合わせや現場での感染予防対策という新たな取り組みをお願いしております。建設業は、市民生活の安全安心を確保する役割のほか、景気の落ち込む中、下支えする大きな役割も担っているため、引き続きのご協力をお願いいたします。
6月に判明しました大和町奥田洞谷の土砂崩壊については、災害応援協定に基づき、協会の皆様には、アクセスルートが無い崩壊地を目指し、2時間程度、伸縮計など大量の監視装置を背負って登ってもらい、雨の中、設置作業に尽力いただきました。
また、7月の土砂崩壊以降は、土砂撤去、再度の監視装置設置を迅速に対応いただき、人的被害を出すことなく、監視体制の整備、避難体制の構築、応急対策の着手など、全国的に見ても好事例との評価を頂いております。
これも県、郡上市、地元住民の方、そして郡上建設業協会との連携が素早く、また丁寧であったお陰だと思います。この場を借りて感謝申し上げます
先日、県道の草刈り作業中に作業員の方がお亡くなりになるという悲しい事故が起こりました。現場内事故でなく、交通事故ではありましたが、協会の皆様におかれましては、「安全だろう作業」ではなく、「危険かもしれない作業」を徹底していただき、このような悲しい事故が二度と発生しないような心構え、安全対策をお願いいたします。
|
2020年12月
岐阜八幡労働基準監督署
署長 脚ノ 勝
|
本年4月に岐阜八幡労働基準監督署に赴任し、早半年以上が経過しました。協会員の皆様方には、日頃より労働基準行政の推進に多大なるご協力をいただきましてありがとうございます。
本年はこれまでになかったコロナウイルスという感染症により、経済界に多大なる悪影響を及ぼし、皆様方におかれましても感染症予防対策はもとより経営維持対策等にご苦労をされた1年ではないかと思います。このような状況下でも安全管理に手を抜くわけにはまいりませんので労働災害を発生させないよう各社において様々な取組を実施していただいているかと思います。
災害の多くは労働者の不安全行動によると言われております。不安全行動を防止するためにリスクアセスメントやKY活動などによる意識づけを行い、各種災害事例を学ぶことにより同種同類災害を防止するための定期的な教育を実施していくことがとても重要です。
本年、建設業において休業4日以上の労働災害は10月末時点で11件となり、昨年同時期と比べ4件の増加となっています。仕事のため自宅を出て無事に帰宅することは当たり前のことであり、けがをすると自らも痛い思いをしますし、ご家族にも多大なご心配、ご苦労をかけることにもなりますので事業主の方にはけがを防止するために労働者に対し、様々な意識づけを行っていただくようお願いします。
また、少子高齢化の中、安全で安心な働きやすい職場を作っていくことで新たな人材を確保していく必要があります。引き続き働き方改革に係る取組も進めていただきますようよろしくお願いいたします。
最後に、令和2年度年末年始無災害運動が始まります。皆様方の事業場におかれましては災害がない、良い年末・年始を迎えていただきますようよろしくお願いいたします。
|
|
|