2023年2月

(一社)郡上建設業協会
副理事長 髙橋 光男
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建設関係予算は、本年も昨年同様に厳しい状況となっています。 今後につきましても、コロナ対策が終了してもウクライナ問題等が終わらなければかなり厳しいと思われます。
このように、国、県の予算が減っているときは市の予算で補填して頂きたいところです。しかし、郡上市発注工事は、合併当時30億円以上ありましたが、近年では10億円程度と激減している状況です。
このような時こそ、仕事を待ってもらうのではなく、我々建設業者で各地域を回り、道路、河川、砂防、治山、災害等の新規工事を地域自治会と一緒になって提案し、仕事を造っていってはどうかと思います。
実際、災害工事以外は、すぐには事業化にはならないと思いますが、3年先、5年先を見据えての仕事造りの行動をすることが必要だと思います。何もしなければ何も生まれてはきませんので、皆様のご理解ご協力のもと、一緒に行動をしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
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2023年3月

(一社)郡上建設業協会
副理事長 髙橋 光男
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昨年のクリスマス寒波以来、まともな雪が降らない。これも一つの異常気象でしょうか。
この地域で建設業を営む者は、除雪作業を維持していくために、多くの問題も抱えています。機械の維持費、燃料の高騰、そしてオペレーターの高年齢化です。
除雪のみならず、高年齢化は日本全体の抱える問題であり、喫緊に取り掛からなければならないことであるにもかかわらず、なかなか回答が見いだせないところでもあります。
また若年層の入職はほとんどなく、地域の安全確保、生活の確保は今後難しくなります。
問題点を出し、その対策の知恵を絞りだし、一つずつ、解決していきましょう。
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2023年4月

(一社)郡上建設業協会
理事 二村 伸吾
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長かったコロナ禍も沈静化し春めいた解放感が漂う季節となりました。
今年の桜は過去3年間あまり顧みられなかったせいか早くから開花し今迄の鬱憤を晴らそうとしているかのようです。
我々の業界も昨年あたりからコロナ禍による財政難で公共事業費が削減され厳しい状況が暫く続く見通しです。
それ故に、現在行われている県議会選挙では野島候補に当選していただき新県議会では是非とも議長に就任されて、公共事業費の増大に尽力いただきたいと思います。
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2023年5月

(一社)郡上建設業協会
理事 野﨑 毅
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今年の3月は工事量も少なく、除雪もなく例年より長く感じたのは、私だけでないと思います。
先日、太平洋と日本海を結ぶ266kmの道を、桜のトンネルで結ぼうと決意した、旧国鉄バス車掌であった故佐藤良二氏の遺志を受け継ぐ「さくら道国際ネイチャーラン」が4年ぶりに開催されました。250kmを26時間ほどで走ることは到底考えられません。選手の皆様お疲れ様でした。
皆さんご承知のとおり、佐藤さんは名古屋~金沢間で道沿いに、仕事のかたわら少ない休暇の中、桜の苗木2000本を黙々と植え続けましたが、病に倒れました。 「人の喜ぶことをしたい」と病魔に侵された我身を顧みず無償の行為を貫きましたが、志半ばで力尽き47歳の若さで亡くなられました。
我々建設業も予算確保の厳しい中、佐藤さんの生き方までとはいきませんが、夢を持ち心豊かに、地道に地域の方々に喜んでいただける仕事がしていけたらと思います。 |
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