郡上建設業協会にホームページができたのは1998年の春で、地域建設業協会単位では日本で一番最初でした。そして2001年1月、サイボウズを使ったグループ内の情報共有ができることになりました。
この情報化には二つの大きな意味があります。
ひとつは市場原理の投入です。いままでは情報がやってくるのを待つだけで、自ら取りに行くということがおろそかになっていたのではないでしょうか。
一般競争入札があたりまえになると、情報を持った会社しか生き残ることができなくなります。その前に、わたしたち郡上建設業協会会員が生き残るための準備をしておく必要があります。私は知らなかったでは済まない時代がやってきます。
そしてもうひとつは、環境への配慮とコスト縮減です。文書の伝達が手渡しから郵送へ、郵送の時代からFAXへ、そして電子メールからイントラネットへ。大変なコストの縮減と完全なペーパーレスが実現します。情報を紙に頼る時代への決別です。いずれは建設業も電子納品があたりまえになるのですから。
さあ、みなさんは新しい建設業を切り開く先駆者です。今日からは情報は待って得るものではありません。日本の建設業界をけん引する存在となりましょう。
理事長 前田守廣